今回は第5文型と主語・動詞を含む小節について例文を使って解説していきます。
第5文型は、第3文型の「S V O」に目的語(O)を説明する補語(C)を加えたものです。
補語は目的語を説明しているので、「O=C」の関係が成り立ちます。
O(目的語)には、代名詞の「me」「us 」「them」 「her」「him」
などが入ります。
小節とは「that節」の助動詞(主にbe助動詞)が省略されたものです。
第4文型(SVOO)と第5文型(SVOC)の違い
第4文型 S V O O
e.g.) Jane sent [ him a letter ]. “He has a letter”
彼に手紙を送った。
「Oi has Od」が成立
第5文型・S V O C
e.g.) We chose [ him captain ]. “He is the captain”
彼を主将に選んだ。
「O is C」が成立
3種類の節
文中の[ ] を節と言います。
節とは、2語以上からなり、内部に主語(S)と動詞(V)があるものです。
That節、不定詞、小節の3種類の節があります。
下記の文は同じ意味を成しますが、aからcへと文を省略することが可能です。
That節
a) He believes [ that it is true ].
SVO(O = that節)
不定詞節
b) He believes [ it to be true ].
SVO to be C(保護)
小節
c) He believes [ it true ].
SVOC
a) , b) , c) の共通点は主述関係のある「節」が目的語になっているという点で
共通しています。
b) とc) には述語動詞がない。
c) には不定詞も無く「小節」と呼ばれている。
小節
小節とは文(主部+述部)からbe動詞を消すことで作れます。
例文
I believe [ him a nice man ]. → He ( is ) a nice man. 名詞
I will get [ dinner ready ]. → Dinner ( is ) ready. 形容詞
I heard [ the dog barking ]. → The dog ( was ) barking. 現在分詞
I had [ my tooth pulled out ]. → My tooth ( was ) pulled out. 過去分詞
I find [ myself in a hospital ]. → I ( am ) in a hospital. 前置詞句
使役動詞と知覚動詞
使役動詞「~させる」・「~してもらう」
let,make,haveなどがあります。
知覚動詞「見た」「聞いた」「感じた」
see,hear,feel,smellなどがあります。
使役動詞は能動態では原形不定詞を用いる(toのつかない不定)→ 受動態
例文
a) I made [ him study ]. → I was mede to study. 「強制的にさせる」
b) he let [ me stay up late ]. → I was allowed to stay up late.「自由にさせる」
c) I had [ her make a cake. → I had [ a cake made ]. 「するはずのことをさせる」
d) I heard [ her sing ]. → She was heard to sing.「歌うのが聞こえた」
e) I heard her singing. → She was heard singing.「歌っているのが聞こえた」
a) make → be made to
b) let → be allowed to
c) had は能動態も受動態も小節が目的語となっている
d) 知覚動詞は be heard to-動詞 又は e) be heard 動詞+ingとなる
まとめ
第5文型は、第3文型の「S V O」に目的語(O)を説明する補語(C)
補語は目的語を説明しているので、「O=C」の関係が成り立つ。
小節とは「that節」の助動詞(主にbe助動詞)が省略されたもの。
使役動詞は能動態では原形不定詞を使い受動態にすることができる。
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