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人気留学先「アメリカ合衆国」気になる費用

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アメリカ留学の費用

アメリカに留学するのは容易いことではありません。

1、留学費用が高い

2、生活費が高い

3、奨学金を受けるには条件があり容易ではない

4、学生ビザを申請する際に十分な資金があると証明しないといけない

カリフォルニア留学

アメリカ留学の中でもトップの人気を誇るカリフォルニア州。

カリフォルニアは人種のるつぼと言われており、多国籍な環境で留学生も住みやすい所だと思います。

カリフォルニア州は日本の面積と同じくらい大きさで、一年を通して天候が良く、夏はサーフィン、スタンドアップパドル、カーヤック、セーリング、などのマリンスポーツも楽しめ、冬はスキーやスノーボードのウィンタースポーツもすることができます。

また、多くの国立公園やハイキングトレイルもあり、たくさんのアクティビティを楽しめることができる州です。

留学生に人気な理由としては天候が良く過ごしやすい、学校が多く選択できるカリキュラムが多い、多様な文化・価値観に触れられる、観光地が多く、楽しめるアクティビティも多いためです。

コミュニティカレッジ

コミュニティカレッジ(CCC: California Community Colleges)は、誰でも学べる地域のカレッジとして位置づけられています。高校卒業資格があれば正規の学生(Fulltime Student)として登録でき、所定の必要単位を取得すれば準学士号(Associate Degree)を取得できます。在学中の単位の取り方により、4年制の大学に編入(transfer)することも可能です。

コミュニティカレッジ 年数 キャンパス数 年間授業料平均
(2022年度)
California Community Colleges
(CCC)
2年 116校 CA州民 $1,997 

非州民/留学生 $7,123

※上記の金額は2022年度の平均で、各学校によって費用は異なりますので、ご自身で進学を考えている学校のWebサイトの”Tuition and fees”のページをご確認ください。私の場合は上記の金額以上に費用がかかりました。

4年制大学

カリフォルニアの公立の大学は2つのシステムがあります。

  • カリフォルニア州立大学(CSU / Cal State: California State University)
  • カリフォルニア大学(UC: University of California)

どちらもに4年制大学ですが、前者は実務的な教育を行う大学、後者は研究中心で理論的な教育の大学と大まかに分けることができます。取得できる学位(Degree)は、CSUは学士号(Bachelor)、修士号(Master)で、UCはそれに加えて博士(Doctor)課程があります。

どちらも、非常の多くの学問分野から専攻を学べますが、キャンパスにより取得できる学位や専攻分野は異なります。出願時に要求される条件(Eligibility)はUCの方がCSUに比べて厳しく、入学の難易度は高くなっています。

全米のレベルでも入学が難しい、人気のある大学です。

最近はCSU、UCともに、入学がだんだん難しくなってきています。また、入学後も在校生が多いので、希望クラスの受講が困難で、卒業に5年を要する学生も多く見られます。

また、授業料の高騰が著しく、比較的安いコミュニティカレッジで最初の2年間を学び、編入後、4年制の大学を目指す学生が増えてきています。

  年数 キャンパス数 年間授業料平均
(2022年度)
CA州民

非州民/留学生

カリフォルニア州立大学California State University
(CSU / Cal State)
4年 23校 $5,742 

追加額 $9,504(12単位)
*1単位=$396

計 $15,246

カリフォルニア大学University of California
(UC)
4年 10校 $13,104  $44,130

※上記の金額は2022年度の平均で、各学校によって費用は異なりますので、ご自身で進学を考えている学校のWebサイトの”Tuition and fees”のページをご確認ください。私の場合は上記の金額以上に費用がかかりました。

カリフォルニア州の留学は学費プラス生活費が高い

カリフォルニア州は家賃・税金・ガソリンが高く、他州に比べると生活費が高いです。

税金、家賃はアメリカ全土でもトップ5に入るレベルで高いため、学費プラス生活費に十分な資金が必要になります。

学生ビザ(F-1)はキャンパス以外で働くことは認められていないため、現地で資金調達することはかなり難しく、留学生は十分な資金を調達してからアメリカに渡米することをおすすめします。

資金が足りなくなって途中で断念した人も多くみました。

日本に一旦帰国してお金を貯めてからまた戻るという手段もありますが、ビザの関係でも手間が増えますのであまりおすすめでません。

奨学金

給付型奨学金は返済不要です。

しかし学生ローンに比べて条件または審査が厳しいです。

州立の学校はその州に住んでいる住民の税金で賄われているので、留学生が受けられる奨学金は同州に住んでいる人に対しては “In-state tuition” といい授業料が安いですが、州外から来る人に対しては(留学生もここに含まれる) “Out-of-state tuition” というとても高い値段がつきます

アメリカの奨学金を受けれる可能性はかなり低いですから日本から奨学金を申請し、奨学金をより多く受けられる学校に進学するのがおすすめです。

語学学校)→コミュニティカレッジ→4年制大学という形で留学している学生は現地で奨学金の情報を得ることもできますし、進学したい学校の奨学金に応募することも可能です。

しかし、留学生が受けられる奨学金は現地の学生の奨学金と比べとても少なく、競争率が高く受けられる可能性が低いのが現状です。

日本学生支援機構では、海外留学支援制度という給付型の支援を行なっており、奨学金および授業料の支給を行なっています。

毎月9月頃に翌年度留学のために募集要項等を公表し、翌月の10月中旬に応募を締め切ります。

 

2023年度の募集要項

学部学位所得型(4年制大学進学)

対象者:日本に在住中に高等学校卒業後、海外にある大学に直接進学する方

採用人数:45名

支援内容:奨学金 月額59,000-118,000円,授業料 年度250万を上限とする実費額

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大学院学位所得型

対象者:修士または博士の学位取得を目的として海外の 大学院へ留学する者

学士以上の学位を取得した方または取得見込みの方

採用人数:121名

支援期間:「修士」の学位取得コース:2 年、 「博士」の学位取得コース:原則 3 年

支援内容:奨学金 月額89,000-148,000円,授業料 年度250万を上限とする実費額

詳細はこちらから

 

また、文部科学省が官民協働で取り組んでいる留学推進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」というプログラムがあります。

文部科学省は、意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的として、2013年10月より留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」を開始しました。政府だけでなく、社会総掛かりで取り組むことにより大きな効果が得られるものと考え、各分野で活躍されている方々や民間企業からの御支援や御寄附などにより、官民協働で「グローバル人材育成コミュティ」を形成し、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成します。

詳細はこちらから

学生ローン

奨学金と違って学生ローンは返済しないといけません。

また、アメリカで申請することはすることは難しく、学生ローンを組むなら日本学生支援機構で海外留学向けのローンを組むことができます。

留学の目的や期間によって次の4つの種類の賞与奨学金(返済必要)があります。

 

学位取得のための長期留学をする人を対象とした貸与奨学金

第二種奨学金(海外)

第二種奨学金(海外)は、学位(学士号、修士号、博士号)取得を目的に、海外の大学・大学院へ進学を希望する人、又は海外の大学・大学院に在学中の人を対象とした貸与奨学金です。海外の大学・大学院に進学する前に申し込む方法(予約採用)と、進学後に申し込む方法(在学採用)があり、申込方法は、海外の大学・大学院への進学時期や、国内の学校を卒業した時期等によって異なります。

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第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)

第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)は、本機構の給付奨学金「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」に採用された人で、当該奨学金の給付を受けてもなお、経済的支援を必要とする人を対象とした貸与奨学金です。海外の大学院に進学する前に申し込む方法(予約採用)と、進学後に申し込む方法(在学採用)があり、申込方法は、海外留学支援制度に採用された時期等によって異なります。

詳細はこちらから

 

国内の学校に在学中に短期留学をする人を対象とした貸与奨学金

第二種奨学金(短期留学)

第二種奨学金(短期留学)は、国内の学校に在学中に、海外の大学・大学院へ3か月以上1年以内(ダブルディグリープログラムの場合は2年以内)の短期留学を希望する人を対象とした貸与奨学金です。在学する学校長の推薦を得て、短期留学をする前に申し込む方法(予約採用)となっています。

詳細はこちらから

第一種奨学金(海外協定派遣対象)

第一種奨学金(海外協定派遣対象)は、本機構の給付奨学金「海外留学支援制度(協定派遣)」に採用された人で、給付期間が3か月以上あり、当該奨学金の給付を受けてもなお、経済的支援を必要とする人を対象とした貸与奨学金です。海外留学支援制度(協定派遣)の採用が決定し、個人番号が付与されてから、在学する学校長の推薦を得て申し込みます。

詳細はこちらから

私の実例:

コミュニティカレッジ:3年 

Palomar College 

2017-2018

Mandatory Tuition/Fees: Enrollment fee = $46/unit

Spring; Health & Accident fee= $19/semester

Student Rep fee = $1/semester

Student Center fee = $10 max./fiscal year

Non-Resident fees = $211/unit

2018-2019

Non-resident fees $256/unit

2019-2020

Non-Resident fees = $258/unit

非住民の授業料が年々値上がりしていました。

住民の授業料は一度の値上がりしたことがないのに、留学生には不公平だなと感じるほど高かったです。

1学期で約$6,500-$7,000支払いをしていたので、必ず加入しないといけない健康保険や授業で使うテキストブックを含めると1年で約$16,500-$17,500の支払っていました。

4年制大学編入

San Diego State University 

Yearly Basic Tuition = $8,174

Books, supplies = $1,146

Out-of-state tuition: Add $396 per unit to the basic tuition 

Health insurance = $2,000/year

編入後の大学では1学期12単位を取って、授業料だけで約$9,000の支払いです。

テクストブックや健康保険代を含め1年で総額約$21,000の支払いをしています。

まとめ

アメリカ留学はあなたの新たな人生のとびらを切り開く一歩になるかもしれません。

留学費用が高額なため、難しい経済状況にあるかたも多いと思います。

私もそうでした。でも、私の夢でやりたいことだから昼も夜毎日働き留学資金を貯めました。

必要ならローンを組み、可能なら応募できるすべての奨学金に申し込み、自分がなぜ留学をしたいのか強い気持ちを伝えて奨学金を勝ち取ってください。

お金がないからできないんじゃない!道は必ずあります。

だから諦めないこと。

自分のために、一度きりの人生のためにあなたの夢を追ってください。

 

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