英語基本文法⑦ 助動詞 | Be Yourself, Be Brave
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英語基本文法⑦ 助動詞

今回はよく使われる助動詞 (auxiliary verb) について解説していきます。

多くの方は何となくで助動詞は使い分けてるかと思います。

しかし、助動詞はそれぞれ少しずつ意味が異なり、使い分けが難しいです。

それらの意味を学習することで、正確に使いこなせるようになります。

 

義務のmustと推量のmust



must は基本的に動作動詞で「義務」状態動詞で「推量」を表す。

義務の場合「〜しなければならない」

a) You must spend a lot of time.
あなたはたくさんの時間を費しなければならい。


推量の場合「〜(した)にちがいない」


b) You must have spent a lot of time.
あなたはたくさん時間をかけたに違いない。

a), b) どちらも「must」を使いますが意味が異なります。

一般動詞でも進行形で現在の様子、完了形で過去の様子の推量を表せる。

推量の助動詞

 

助動詞を使い分けることによって、その可能性の度合いをaからeにかけて示すことができます。

a) That must be John.
「に違いない」95%

b) That will [would] be John.
「でしょう」 90%

c) That should be John.
「のはず」75%

d) That may [might] be John.
「かもしれない」50%

e) That could be John.
「の可能性がある」30%

b), d) のwould, might は過去の表現ではなく、推量の度合いを弱めた表現。

a) のmustは疑問文・否定文では「疑い・驚き」を表す “can” を使う。

Can that be John?「ジョンだろうか」
That can’t be John.「そのはずはない」

 

助動詞の使い分け


a) Jill could visit us.
「可能だった(けど来なかった)」
Jill was able to visit us.
「そのとき来ることができた(し、実際に来た)」

b) You [ must not / don’t have to ] can it.
「食べてはダメ/食べなくてもいい」

must not は「禁止」
don’t have to は「不必要」

c) You [ must / have to ] study hard.
「勉強しなさい/勉強すべきです」

must は「話し手の主観」
have tom は「客観的状況」

d) I [ would / used to ] ski quite often.
「以前よく〜した/以前は〜した」


would+動作動詞 は「過去の習慣」
used to は「現在と異なる過去」

e) I [ didn’t need to / need not have ] quit my job.
「辞める必要がなかった/必要がなかったのに辞めた」

本動詞 need to
助動詞 need は否定文・疑問文に限られる

皆さんも助動詞の使い方を正確に覚え、微妙な意味やニュアンスの違いをマスターしましょう!

助動詞はとてもよく使われ、文章の意味にとても影響を与えます。

一度使い方を覚えてしまったら、あとは簡単です。

たくさん使って、助動詞マスターになるだけ!


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