今回は動詞の活用とその分類について解説していきます。
動詞は文の中で一番大切と言っても過言ではありません。
動詞と言っても様々な種類があります。
動詞を変化させることによって過去、助動、完了、進行、受動を表します。
そして状態動詞、動作動詞に分かれます。
動詞の5つの変数
We discuss the issue.
パラメーターが変わることで、この文が変化します。
We discuss it. (=the issue.) | 過去 | 助動 | 完了 | 進行 | 受動 |
a) We discussed it. | + | − | − | − | − |
b) We were discussing it. | + | − | − | + | − |
c) We have been discussing it. | − | − | + | + | − |
d) It may have been discussed. | − | + | + | − | + |
e) It might have been being discussed. | + | + | + | + | + |
5つのバラメーターの出現の順序は変わることはありません。
「過去」は「距離」と呼ばれることもあり、現実から距離があることを表す。
a) Would it be okay with you? (婉曲・丁寧)
よろしかったでしょうか。
b) I wish I were a bird. (仮定法)
もし鳥だったら。
状態動詞と動作動詞
動詞は動作動詞(job, stop, jump)と
状態動詞(be, have, know)と分かれる。
そして、動作動詞には進行形があるが、状態動詞には進行形がない。
例)I am having a good time with people I know well.
私がよく知っている人々と楽しい一時を過ごしている。
have「所持」は状態動詞だが、have a good time「過ごす」では動作動詞になります。
この場合は時間を所持している訳ではありませんので、「過ごしている」と進行形にしなければなりません。
know「知る」は状態動詞なので、I am knowing well. と進行形は不可です。
進行形の意味
進行形とは、ある活動が起きていてまだ終わっていない状態のことを表します。
a) He is eating. 「食べ続けている」 継続動詞(継続)
b) He is dying. 「死にかけている」 完結動詞(完結への接近)
c) He is coughing. 「繰り返し咳をしている」 瞬間動詞(反復)
動詞の分類
動詞の分類も細かく、動きがあるか、継続的に動きがあるのか、動きに終点があるか、動作が一瞬で終わるか、などによって動詞の形を変化させます。
状態動詞 | 動作動詞 | |||
状態動詞hate |
継続動詞jog | 完結動詞close | 瞬間動詞explode | |
進行形(was v-ing) | × | ○ | ○ | ○ |
完結形(v-ed in one hour) | × | × | ○ | ○ |
継続形(v-ed for one hour) | ○ | ○ | ○ | × |
No Comments